「妊娠したい」という気持ちが芽生えても、ふと頭をよぎるのは
「薬を飲んでいる私は、妊活してもいいのかな?赤ちゃんに影響は出ないかな?」という不安でした。
結婚後、すぐに子どもができたらいいなと思っていた私ですが、
当時はうつの症状が強く、まずは日常生活を取り戻すことが精一杯でした。
服薬しながらの毎日は、「薬=妊娠NG」という思い込みに縛られていました。
主治医に相談してみた:私の服薬と妊活の両立
私は現在、精神科でトリンテリックス、デエビゴ、半夏厚朴湯を処方していただき服用しています。
私が飲んでいるお薬は、妊娠中も使用可能な範囲の薬 で、
「無理にやめることで症状が悪化するほうが、妊娠した際に母体にとっても赤ちゃんにとってもリスクになる。」と教えてもらいました。
消化器内科:UC治療薬について
潰瘍性大腸炎の治療で使用しているのは、ヒュミラ皮下注とリアルダです。
こちらも主治医に確認したところ、「この薬も妊娠中の服用は問題ありませんよ」とのことでした。
先生はお薬辞典のようなもので、UCの薬だけでなく、念のためとメンタルの薬まで調べてくださいました。(優しい。。。)
「腸の炎症が落ち着いていること自体が、妊娠のためにも重要です」とも言われ、
無理に中止するよりも、安定した状態を保つことの方が大切なのだと実感しました。
昔はステロイドを飲んでいたのですが、再燃を繰り返す中で炎症が収まらなくなってしまい数年前にヒュミラ皮下注に切り替えました。
ヒュミラ皮下注は正直辞め時が難しい、と主治医からは言われているのですが、いつか服薬なしで生活できたらうれしいなと思ってます。
安心と決意:私の妊活のスタートライン
2人の主治医に確認を取り、ようやく「私も妊活していいんだ」と思うことができました。
薬を飲んでいても、病気があっても、「私にできる選択肢」はあるんだと少しずつ前向きになれた気がします!
もちろん、すべてのケースで同じように進められるわけではないと思います。
でも、自分だけじゃ判断できないことでも、医師と話すことで安心できる選択肢が見つかることを、私はこの経験で学びました。
※この記事を読んでくださった方へ
この記事は、私自身の記録と体験です。
服用している薬や体調、妊活のタイミングなどは、人によって大きく異なります。
妊活を考えている方は、必ず主治医と相談したうえで判断することが大切です。
私の経験が、少しでも同じように不安を感じている方の背中をそっと押せたらうれしいです。
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